ウォータースポットとは、ボディの塗装部分や窓ガラス部分に発生するシミのことです。これは、車に付着した水滴に含まれている汚れの原因物質がレンズとなり、太陽の光を一方向に集めてしまうことが原因となります。そのシミが進行すると、ボディが陥没してしまいます。綺麗に除去するためには溶解や研磨を行う必要がありますが、失敗すると悪化してしまう可能性があります。洗車後はすぐに水滴を拭き取るようにするなど、まずは日頃からできる対策をしましょう。

私たち人間に影響を与えるものとして知られている紫外線ですが、車にも悪影響を与えてしまいます。紫外線は塗装の劣化を早めてしまうため、色褪せしやすくなります。

特にボディが黒色の場合だと色褪せが目立ちやすくなるため、UVカット機能のあるカーコーティングを行って塗装の劣化を防ぎましょう。また、簡易的な駐車場であるカーポートを作って、紫外線や雨の被害を防ぐこともおすすめです。

ブレーキをかけた時や車輪と道路がこすれる時などに、目には見えない細かな鉄粉というものが空気中に舞います。その鉄粉は、私たちの知らない間に車のボディに付着してしまいます。付着した状態で放置すると、塗装を酸化させ錆を進行させてしまうことになります。なるべく定期的にボディをシートで拭き取ったり、水洗いしたりして汚れたままの状態にならないようにしましょう。

上記のような点への注意が、塗装の劣化を防ぐことにつながるでしょう。大切な愛車をより長く使用したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。